原山NEWS
10.102017
ネパールの視察に行って来ました。
エベレスト登頂の玄関口として有名なネパールに視察に行って来ました。今回はお世話になっている大先輩のご紹介で、カトマンズ市長、大統領府の表敬訪問、ネパールエンジニアカレッジ、カトマンズ防災センターの視察等を行いました。埃が凄いので、マスクが必ず必要とか、雨季と乾季があり9月の初旬から中旬は雨季の終わりのであり傘や雨合羽が必要とか、蚊が出るので防虫スプレーや電子蚊取り機が必要とか、説明会で色々と聞きました。ネパールはインドのすぐ北方に位置して、お釈迦様が生まれたルンビニはインド国境まで車ですぐです。久々にアジアのエネルギーを感じました。道路が舗装されていません。走る車の量が多く、埃が凄く多くやはりマスクは必需品です。オートバイもたくさん走っていて、信号機のほとんどない幹線道路は凄い渋滞です。歩道も割れたコンクリートの間からの土が見えます。インフラの整備が町の成長に追いついていないということです。よく停電がありました。9月の中旬ですが、標高1600mから1700mの首都カトマンズの気温は38℃くらいあり、日差しが強く、日焼け止めのクリームを塗っていてもひりひり焼けます。サングラスは必需品です。市長、大統領はどちらかが男性で副は女性になります。カトマンズ市長は男性、副市長は女性でした。大統領は女性で副大統領は男性です。これは法律で決まっています。大統領には急用で会えませんでしたが、大統領外交顧問の元駐日ネパール大使のバッタライさんに色々とネパールの現状と日本との関係をお聞きする機会がありました。私邸にまで招かれパーティーに参加できました。さすがに詳しく、日本の政治のことまで話してくれました。とても参考になりました。国家予算の1/3が農業、観光、1/が3出稼ぎによる国への仕送り、また国際援助に頼っている国ではやはり農業の発展、外貨獲得に観光産業の更なる発展が必要です。産業を興すためにもインフラが必要になります。日本とは友好関係が築かれています。より友好関係を深めていければと思いました。世界遺産はカトマンズに7箇所あります。お釈迦様が生まれたルンビニを含め5箇所巡りました。地震の爪跡が色濃く残り、まだまだ復興はこれからです。地震前の世界遺産を写真で見ると凄く立派で、この時代の最先端の文化、文明を見る事ができます。。早期の復興を望みます。途中で、僧侶の瞑想に参加させていただきましたが、日差しは強く、外気は暑かったのですが、心なしか気持ちは涼しくなったような気がしました。。つかの間の心の整理ができたのではないかと思います。「ナマステ」この言葉で朝が始まります。この次にくるときには大いなる発展を遂げているのではないかと思います。