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静岡市の隠れた名所2「大谷崩」

img_3520静岡市の隠れた名所を紹介する第二段です。静岡市葵区梅が島の赤石山地南部にある「大谷崩」です。写真でも分かるように、山が大きく崩落しています。最大の崩壊は1707年の宝永地震に伴って生じたとされています。崩壊面積は1.8平方キロメートル、幅1800m、高低差800m、深さ700mで崩れた土砂は東京ドーム約100杯分と言われたいます。ただ宝永地震1回で崩れたわけではなく数百年~数千年で複数回の大規模な崩壊があったと推定されています。見上げると崩壊の爪跡がハッキリと分かり、地震の凄まじさが想像されます。「河内の大石」も同じですが、改めて自然のパワーの凄さを実感させる景勝地でした。

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