2016JIMTOFで訪問したメーカーさんの社内勉強会を開催しました。ファロージャパン株式会社さんのリバースエンジニアリングの勉強会です。リバースエンジニアリングとは、部品または対象物を、迅速にデジタル化して、ポリゴンモデルやＣＡＤモデルを作成することによって、製品を再現することです。以下の事に活用できます。①図面やＣＡＤデータのない製品の複製、設計データの取得。②ＣＡＥ、ＣＦＤ等のシュミレーションによる解析。③旧製品、試作品のベンチマーク、リデザイン。などがあります。昔みたトム・クルーズ主演の映画「ミッション・インポッシブル」でイーサン・ハントが変装するマスクを作るシーンがありましたが、あんな事が簡単にできるようになります。デモは自動車部品の3Dスキャンをしてもらいました。思ったよりも、かなり早い時間で、できました。今回は3次元測定器のアーム式のDesignを会議室に持ち込みデモをしてもらいました。社内では驚きの連続でした。アーム式なので、アームが旋回する範囲まで測定が可能です。最高2000mmくらいです。使用するソフトウェアは、Geomagic WrapやGeomagic DesignXなどです。技術進歩は早く、映画で見たシーンがすぐ身近になっていくなと感じました。